皆さんは「怪人アンサー」というものをご存じだろうか。

皆さんは「怪人アンサー」というものをご存じだろうか。
「怪人アンサー」とは、どんな質問にも答えてくれる妖怪のことで、携帯電話を用いた簡単な儀式で呼び出すことができるというものである。
儀式を始めるには、まず、10人が円形に並ぶ。そして、1番目の人が携帯電話で隣の2番目の人に電話をかけ、2番目の人は3番目へ、3番目の人は4番目へ・・・
これを繰り返し、10番目の人はまた1番目の人に電話をかける。この時、全員が一斉に隣の人に電話をかけるため、本来であれば、全ての携帯電話が通話中になるはずである。
しかし、電話は「怪人アンサー」へと繋がり、ここで質問をすることができるのだという。
「アンサー」は10人中9人の質問には、どんなものでも答えてくれるのだが、1人だけには逆に質問を投げかけてくる。
その質問はとても難しく、例えば「西暦12万8千25年の9月1日は何曜日でしょう?」といったように、とても答えられないものなのである。
そして、この「アンサー」からの質問に答えられなかったり、間違えてしまったりした場合、携帯電話の画面から手が出てきてその人の体の一部分を奪い去ってしまうのだ。
実のところ、「怪人アンサー」の正体は、頭部だけで産まれてきた奇形児で、そうやって体のパーツを集めることにより、完全な人間になろうとしているのだという。